リアルシーンGSD:コード、記事、提案の三種タスクの実戦ルーティン

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前の五回でGSDの問題、メンタル、ツール、罠をすべて語った。この記事の使命はただ一つ:それらを今日すぐ使える操作マニュアルに変えること。

タスクタイプによって詰まるポイントが違い、起動の方法も違う。以下で三つの最も一般的なタスクタイプを使って、完整なGSDリズムを示す——全部使う必要はない。今日の仕事に対応するものを見つければいい。


シーン一:コード開発タスク

最もよくある詰まりポイント

  • 要件が曖昧で、「終わり」の境界がどこかわからない
  • AIが何かを変更したが、触ってはいけない部分を動かしていないかわからない
  • バグを直したら別のバグが生まれ、ループする
  • 「先に作ってからテストを補う」でテストが永遠に補われない

GSDルーティン

起動(3分)

AIにこの四つを明確に伝える:

  1. 今回完成させること(機能/修正、一件に限定する)
  2. 触れない範囲(明確に言う。AIが「触ってはいけないと思う場所を推測する」より信頼できる)
  3. 終わりの基準(どんな動作/出力で完成と言えるか)
  4. 今回の既知の制約や依存関係
タスク:userログインのJWTリフレッシュロジックを実装する
触れない範囲:ログイン/ログアウトフロー、userスキーマは触らない
完了基準:refresh tokenで新しいaccess tokenに交換でき、古いrefresh tokenは自動的に無効になる
制約:既存のauth.service.tsを使い、新しいdependencyを追加しない

実行(集中帯)

  • まずAIにどうやる予定か列挙させて、確認してから動かす
  • 各小ステップが終わる度(例えば一つの関数)、ローカルで動かして検証し、問題なければ続ける
  • AIの出力がよくわからなければ、それはシグナル——わかってから続ける。見えないまま走らない

締め(5分)

  • メインフローの手動テストを一回走らせ、happy pathが通るか確認する
  • commitメッセージを書く。何を変えたかを明確に
  • 補えていないテストやエッジケースがあれば、ToDoに記録する。脳に残さない

よくある罠の注意
AIがバグを直すとき、「より良くなる」と思う部分を「ついでに」直しやすい。diffの中で頼んでいない変更をよく見る——それが悪いと言っているわけではなく、何を変えたかを知ってこそ「この機能が何をするかわかる」と言える。


シーン二:記事執筆タスク

最もよくある詰まりポイント

  • どこから書き出せばいいかわからず、ずっと構想中
  • AIが生成した草稿がAIっぽい読み味で、直す方が書き直しより大変
  • 半分書いて構造が違うと気づき、全部やり直し
  • まだ公開の準備ができていない感じで、ずっと「磨いている」

GSDルーティン

起動(5分)

書き始める前に、AIを使ってまずこの二つを確認する:

  1. 誰が読んで、読んだ後に何を知るか
    「この記事は開発者向け」ではなく、「この記事を読んだ人は、Xがどういうものかを言えて、次のステップが何かわかる」ようにする。

  2. 記事の骨格(H2のリスト)
    各H2が言いたい論点を一文で要約する——見出し自体ではなく、「この段落で何を言うか」。骨格が正しいか確認してから書き始める。

骨格が正しければ、AIが書く草稿が正しい方向に向かう。骨格を確認せずに書き始めると、半分書いてから構造がずれていると気づき、「記事の再構造」という時間のかかるモードに陥る。

実行(段落を順に完成)

推奨のリズム:一回に一つのH2段落だけAIに書かせる。一気に全部出力させない。

一回一段落にはいくつかの利点がある:

  • 各段落が終わる度にトーン、観点が自分の求めるものかを検証できる
  • 自分が介入して修正するコストがずっと低い——一段落直すのは全記事直すよりずっと楽
  • 各段落が終わる度に小さな進捗感がある。一気に「少しで完璧」な草稿を見せられるより、心理的に処理しやすい

AIで原稿を書く指示に加えるといい:「トーンをもう少し直接的に、前置きを少なく、『注目すべきは』のような書き出しは使わないで」——これで最も直しにくいAI語調を最低限フィルタリングできる。

締め(10分)

  • 全文を素早くスキャンして、各H2の論点が明確か、冒頭と結びに呼応があるか確認する
  • 自分の話し方に聞こえない文章を直す(2、3文でいい、全部直さない)
  • 公開する時間を設ける——今日か明日か、決めて、守る

よくある罠の注意
「この記事はまだ準備できていない」という感覚は、99%の場合本当ではない——「見られる」ことに少し緊張しているだけだ。自分にこう問う:「この記事を読んで一人が何かを得られれば、今それを達成しているか?」そうなら、公開する。


シーン三:提案準備タスク

最もよくある詰まりポイント

  • 相手が本当に気にしていることがわからず、たくさん作っても核心に刺さらない
  • 情報を詰め込みすぎて、何が重要かわからなくなる
  • AIが生成する提案が「テンプレート感」が強く、説得力がない
  • 複数バージョンを繰り返し修正するが、バージョン間の違いに方向がない

GSDルーティン

起動(5分)

提案の起動で最も重要な一歩は、まず「相手の問題」を明確にすること——何を提案するかではなく、「相手の現在の状況は何か、達成したい結果は何か、最も気にする制約は何か」だ。

AIで「相手の視点のサマリー」を作る:

受け手:[相手は誰、どんな役割か]
彼らの現状:[現在直面している問題や課題]
彼らが望む結果:[彼らの言葉で]
彼らが最も気にする制約:[時間、予算、リスク、社内政治...]
「相手が最も気にすること」の視点から、この提案が答えるべき核心的な問いを整理してほしい。

このステップが終わったら、ずれにくいフレームワークができる。

実行(構造優先、細部は後で)

提案執筆の正しい順序:まず「提案の核心論点を一文で言う」を確認し、次に構造を展開し、最後に細部を埋める。

逆から做と代価は:たくさんの時間を細部に費やしてから、核心論点が不明確だと気づき、提案全体を大幅に書き直す必要が出る。

AIを使う推奨順序:

  1. 提案の一文の論点を列挙させる(3バージョン、その中から選ぶ)
  2. 核心論点に基づいて3-4つの支持ポイントを展開する
  3. 各支持ポイントにどんなデータや例が必要か(先にリストを作って、それから探す)
  4. 最後がレイアウトデザインとビジュアル

締め(10分)

  • 「相手の視点」で素早く一読する:この提案は「なぜこの方案が彼にとって最善か」に答えているか?
  • 明確な「次のステップは何か」を確認する——相手が読んだ後に何をするか、どう返答してほしいか
  • バージョンに名前をつけ、「今送り出すバージョン」を一部保存する。バージョンがドリフトし続けないように

よくある罠の注意
AIが生成する提案の言語は通常「堅すぎ」——「目標を達成するために」「効果的な方法を通じて」のような充填句で溢れる。これらの文章は文字数はあるが何も言っていない。送り出す前に、こういう文章を「私たちはXをやりました、だからあなたはYを得ます」という具体的な言語に置き換える。


共通の締め儀式

どんなタスクでも、終わる前にこの三つをやって、脳が本当に「これは終わった」と言えるようにする:

  1. 完了条件が達成されていることを確認する(「だいたいそうかな」ではなく、「DoDリストにチェックを入れた」)
  2. 未解決の問題を正しい場所に記録する(対話の中に残さず、ToDoリストかメモに入れる)
  3. 出力を草稿の状態から出す(commit、公開、送信——本当に「出た」状態にする)

GSDを習慣にする

このシリーズは「問題を診断する」から「リアルシーンのルーティン」まで語った。すべての内容を合わせて、最終的にあなたに持ち帰ってほしいのは、この一套の日常リズムだけだ:

朝:今日の三件は何か(タスクレベルのリスト)
各件を始める前:境界と完了条件は確認したか
各件を終えた後:チェックを入れられるか、未解決の問題を記録したか
一日の終わりに:本当に完成したものはあったか

この四つの問い、特別なツールは必要ない——でもこれがあれば、あなたのAI使用効率は、ほとんどの人より一段高くなる。より優れたモデルを使っているからでも、より長いプロンプトを使っているからでもなく、何をやっているか、どこまでやれば終わりか、終わったら締められるかを知っているから。

これがGet Shit Doneだ。


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この記事はGSDシリーズの最終回で、コード、記事、提案の三種タスクの実戦ルーティンを語る。完整な読書ルートと他の記事のテーマは、**GSD入門コース**に戻って確認してほしい。