CMUXのインストールとCLI設定:10分で動かす
インストール自体は難しくないが、見逃すとCLIを後で使おうとしたときに問題が起きるポイントがいくつかある。この記事はインストールから確認までの完全なプロセスを説明し、CLIの設定がなぜ重要でいつ必要になるかを解説する。
2つのインストール方法
オプション1:DMG(推奨)
公式サイトから.dmgをダウンロードし、開いてCMUXをApplicationsフォルダにドラッグする — それだけ。アップデートはCMUXのビルトインSparkleフレームワークが自動処理するため、手動管理は不要。
初回起動時にmacOSが「確認済み開発者からのアプリケーションを開きますか?」という確認ダイアログを表示することがある。開くをクリックするだけ。
この方法の利点:シンプル、自動アップデート、一度ダウンロードすれば完了。
オプション2:Homebrew
パッケージマネージャーでツールを管理したい場合:
brew tap manaflow-ai/cmux
brew install --cask cmux後でアップデートする場合:
brew upgrade --cask cmuxどちらの方法も同じアプリケーションをインストールする — 使いやすい方を選べばいい。
インストールの確認
CMUXを開く。以下が見えるはずだ:
- 左側に縦タブサイドバー(これはCMUXのシグネチャー機能で、tmux式の横タブではない)
- すでに作成済みの初期workspace
- 入力を受け付けるターミナル
3つ全て確認できれば、インストール成功。
CLIのセットアップ:なぜ必要か
CMUXにはcmux CLIツールが含まれており、ターミナルから直接CMUXを制御できる — workspaceのリスト表示、通知の送信、自動化スクリプトの実行は全てこれに依存する。
CMUXターミナル内では、CLIは自動的に利用可能 — 追加設定不要。
問題は:別のターミナル(iTerm2、システムTerminal)から実行した場合、cmuxコマンドが見つからないことだ。修正するにはシムリンクを作成する:
sudo ln -sf "/Applications/cmux.app/Contents/Resources/bin/cmux" /usr/local/bin/cmux完了したら、cmuxはどのターミナルからも呼び出し可能になる:
# 全workspaceをリスト表示
cmux list-workspaces
# 通知を送信
cmux notify --title "ビルド完了" --body "ビルドが終わりました"このセットアップはカスタムコマンド、CI連携、自動化スクリプトを使う際に重要になる — 初期インストール時にやっておけば、後で考える必要がなくなる。
自動アップデートの仕組み
DMGユーザーは手動アップデートを心配する必要がない。CMUXはSparkle経由で自動的にアップデートを確認し、新バージョンが利用可能になるとタイトルバーにアップデートプロンプトが表示される。手動でトリガーすることもできる:メニューバー → cmux > アップデートを確認。
Homebrewユーザーはbrew upgrade --cask cmuxでアップデート。
システム要件の簡単な確認
- macOS 14.0(Sonoma)以降
- Apple SiliconとIntel Macの両方をサポート
インストールして動いたら、次のステップはCMUXの3層構造を理解すること — これが「なんとなく使っている」から「本当に仕組みをわかっている」状態への移行だ:Workspace・Pane・Surface:CMUXの3層構造を理解する。